レジデントアーティスト
これまでに刈谷市総合文化センターの主催公演に出演し好評を博した近藤幹夫、近藤由貴、濵津清仁、笛木良彦の4氏と、2015年より活動を開始した刈谷市総合文化センター管弦楽団をレジデントアーティストとし、公演企画・出演・周辺地域での様々なワークショップ等多岐にわたる活動に取り組んでいます。
レジデントアーティスト・プロフィール
近藤幹夫(マリンバ)
愛知県出身。4歳よりマリンバを始める。
名古屋芸術大学打楽器専攻卒業、同大学院音楽研究科修了。
在学中、国際芸術連盟新人オーディション入賞し推薦コンサートに出演。
これまでオーケストラとの共演は2005年セントラル愛知交響楽団コンチェルトシリーズ NO.26、2014年同コンサートNo.37、2009年コレギウム・アカデミカ オーケストラ「協奏曲の夕べ」にマリンバ及び打楽器ソリストとして出演する。
現在はダンサーやイラストレーター等様々な独創的な企画に関わり演奏を展開する。
「にじいろ音楽隊」・「トリオ ソレイユ」 ・[おうちうた~小さなこどもと親のためのうた~]の演奏をメインに活動する「クジララ 」各メンバー。
中部打楽器協会理事、ヤマハミュージック名古屋店・ミュージックアベニュー伏見、名古屋音楽学校 各マリンバ講師。
刈谷市総合文化センター・レジデントアーティスト
2015年
刈谷市制65周年記念事業 市民劇「はるかにつながる空の下」
2016年
もっと気楽にクラシック
2018
こどものためのマリンバ、パーカッション、ダンスによるパフォーマンス
2019
マリンバと詠む日本のうた
近藤由貴(ピアノ)
刈谷市出身。亀城小学校、刈谷南中学校、明和高校音楽科を経て東京藝術大学卒業。
パリ市立音楽院を審査員満場一致の一等賞で卒業。
パリ・スコラ・カントルム音楽院を審査員満場一致の称賛付という最高成績にてコンサート・ディプロムを取得。
テレサ・リャクーナ国際ピアノコンクール(仏)、ブレスト国際ピアノコンクール(仏)、スクリャービン国際ピアノコンクール(仏)、ピアナーレ国際コンクール(独)、日本モーツァルト音楽コンクール、東京芸術センター記念ピアノコンクールにおいていずれも第1位を受賞。その他国内外のコンクールにて数々の入賞を重ね、日本芸術センター年間最優秀ピアニスト賞を2010年度、2013年度と2回受賞。
演奏活動においては、フランスで大規模に開催されたショパン生誕200年記念フェスティヴァルに出演し、その演奏はフランス国営テレビにて放映された。パリ・リュクサンブール公園にて、ワルシャワ市主催によるショパンフェスティヴァルに出演。フランス国立美術協会主催、フランス大統領後援によるルーブル美術館での演奏会に出演。ショパンゆかりの地シャトールー市主催によるリサイタルでは、貴重なショパン愛用と同型の19世紀ピアノを使用し、ベルトラン美術館所蔵の楽譜の曲を含む演奏会を開催。その演奏は世界的なショパンコレクターのジャン・イヴ・パット氏に絶賛された。ポーランドにて、ワルシャワ市主催、王宮前広場にて開催された演奏会のファイナルステージに出演。また、ウィーン・モーツァルトハウス、北京での演奏会にも出演。
2013年、フランスにて、モーツァルトフェスティヴァル、フォーレフェスティヴァルに招聘され、リサイタルを開催。
2014年、フランス・ヴァランス市で開催されたリサイタルの全演奏が、ラジオでライブ放送された。フランス・アルデッシュにおいて演奏を認められ、5度のリサイタルを開催し、リサイタルの記事が新聞に掲載された。そのライブCDが2015年にフランスで発売された。
2015年、前年に引き続きアルデッシュにて3度のリサイタルとフェスティヴァルに出演。ドイツ・バイロイトにてリサイタルを開催。その記事が、音楽評論家Frank Piontek氏の最大の賛辞をもって、北バイエルン新聞に掲載された。
2016年、イギリスにてソリストとしてBridgewater管弦楽団と共演した他、フランス、オランダ、ハンガリーにて演奏。オランダ・エトセトラレコードよりCD「カプースチンピアノ作品集」を発売。
パリ・マドレーヌ寺院においてパドルーオーケストラと共演した他、ポーランド・クラクフ管弦楽団、京都フィルハーモニー室内合奏団、愛知室内オーケストラ、NHK交響楽団メンバーによるクインテットと共演。中根順子、杉浦日出夫、辛島輝治、東誠三、須田真美子、オリヴィエ・ギャルドン、ユージン・インジック、ガブリエル・タッキーノの各氏に師事。NHK-FM 「リサイタル・ノヴァ」に出演。人名事典「日本の演奏家―クラシック音楽の1400人」に収録される。
YouTubeにて演奏動画を配信中、「Yuki Kondo Pianist」チャンネルは現在、登録者数約5.7万人、視聴回数約2700万回を越える。
2016年
もっと気楽にクラシック
2017年
近藤由貴ピアノリサイタル
刈谷市総合文化センター管弦楽団第1回定期演奏会
2018
夏休みkids向け名曲ピアノコンサート
近藤由貴ピアノリサイタル
2019
近藤由貴ピアノリサイタル
2020
濵津清仁レクチャーコンサート(動画配信)
刈谷市総合文化センター管弦楽団 第4回定期演奏会
濵津清仁(指揮)
2004年ウィーン楽友協会にて、オーストリア・ウィーン放送交響楽団を指揮し、鮮烈な楽壇デビューを飾った。
福島生まれ。幼少よりピアノ・ヴァイオリンを学び東京音楽大学ピアノ科に入学するも、後に指揮科に転科し1997年同大学を卒業。
その後、渡欧し、ウィーン国立音楽大学指揮科に入学する。
在学中より頭角を現し、主任教授レオポルド・ハーガーの許、管弦楽・オペラなど広範に亘るレパートリーを吸収し、ウィーン国立音楽大学主催公演で、ウィーン・プロ・アルテ管を指揮し(ウェーベルン:管弦楽のための5つの小品など)好評を得た。学内だけに留まらず、ルーマニア国立オラデアフィルの定期演奏会、ハンガリーセゲド管、イタリア・ボルツァーノハイドン管を指揮するなど活発な活動を展開し、特に自ら主宰したウィーンにおける”SAKURA”室内管弦楽団との活動も特筆される。 ヨーロッパでの正統的な指揮教育を受けた濵津が紡ぎ出す音楽は、奇を衒わない解釈と清冽な響きに満たされ聴衆からの熱い支持を受けている。
国内では、札幌交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団、中部フィルハーモニー交響楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団、などで活躍。
刈谷市総合文化センターレジデントアーティストとして新設のプロオーケストラ・刈谷市総合文化センター管弦楽団の指揮者に就任する。
また、後進の指導にも力を入れ、愛知県立明和高等学校音楽科の講師などを務める。
東京音楽大学指揮科を卒業、ウィーン国立音楽大学院指揮科のマスターを取得し修了。
これまでに、レオポルド・ハーガー、エルヴィン・アッツェル、湯浅勇治、小澤征爾、秋山和慶、汐澤安彦、広上淳一に師事。
2015年
豪華ソリストによる協奏曲の調べ
もっと気楽にクラシック
2016年
コンチェルト・ガラ・コンサート
濵津清仁レクチャーコンサート
2017年
刈谷市総合文化センター管弦楽団 第1回定期演奏会
2018
濱津清仁レクチャーコンサート
おやこでうたうコンサート
2019
濱津清仁レクチャーコンサート
おやこでうたうコンサート
2020
濵津清仁レクチャーコンサート(動画配信)
刈谷市総合文化センター管弦楽団 第4回定期演奏会
笛木良彦(和太鼓)
幼少の頃より和楽器に慣れ親しみ、2001年和太鼓邦楽演奏集団「打歓人(だかんと)」の旗揚げに参加。プロ和太鼓奏者としての活動を始める。2006年、同団体を離れ本格的にソロ活動をスタートし、Angkor-Gyeongju World Culture Expo 2006(カンボジア)にてソロステージを務める。
2011年より和楽器で構成された音楽集団 邦楽プロジェクトユニット「あらまほ」を主宰。 自身が演出、出演の「伝統と創造ツアー」を2014年から各地にて開催。和楽器演奏と国の伝統的工芸品 有松絞りを舞台美術に取り入れ話題となる。
和太鼓奏者として「和太鼓スーパーユニット侍(さぶらい)」「遊打@SOUL(ゆうだっとそうる)」など多くの邦楽ユニットに参加。またプリンセス天功、五木ひろし、谷村新司、武田双雲など、様々な分野のミュージシャンやエンターテイナーとのコラボレーションも成功させる。
一方海外ではアメリカ、カナダ、韓国、インド、カンボジア等での公演を成功させ、2015年イタリア、トリノにて名古屋市代表アーティストとして公演を行う。
指導者としては名古屋おもてなし武将隊の和太鼓指導、アメリカジョージタウン大学に特別講師として招聘され指導を行うなど、各地でワークショップを行い、世界中に和太鼓の魅力を伝えている。
刈谷市総合文化センターのレジデントアーティストに任命され、地域と共に音楽、舞台芸術を広める活動をしている。
伝統的な和太鼓の奏法に留まらず、シンバル、各種パーカッションを取り入れ、他にはない演奏スタイルを確立している。
2014年
伝統と創造~和楽の響き~
2016年
初夏のスペシャルライブ
2017年
伝統と創造TOUR2017 あらまほ
2018
World Percussion Meeting Vol.01
2019
World Percussion Meeting Vol.02
2020
あらまほINFINITY刈谷市総合文化センター管弦楽団(オーケストラ)
開館5周年を迎えた刈谷市総合文化センターが、公共ホールからの文化振興発信の担い手として結成。
指揮者にはウィーンで学んだ濵津清仁を、コンサートマスターには全国で活躍する上田博司を招き、2014年より開催の刈谷国際音楽コンクールの受賞者のサポートなど地域文化と一体となる活動を始める。
2015年5月には旗揚げ公演としてNHK交響楽団首席ファゴット奏者の宇賀神広宣を迎えモーツァルトのファゴット協奏曲を好演。
同年に初の依頼公演として豊田市民合唱団の記念演奏会に出演。
2016年には「第31回国民文化祭・あいち2016」分野別フェスティバルに出演し、日本舞踊西川流四世家元・西川千雅と共演。
これまでにウィーンフィル首席フルート奏者ワルター・アウアーなどの著名なアーティストとも共演。
2017年より毎年8月に定期演奏会を開催、毎回新作を委嘱するなどの特色を打ち出し好評を得ている。
2015年
豪華ソリストによる協奏曲の調べ
豊田市民合唱団定期演奏会
2016年
コンチェルト・ガラ・コンサート
2017年
刈谷市総合文化センター管弦楽団第1回定期演奏会
2018
刈谷市総合文化センター管弦楽団第2回定期演奏会
2019
刈谷市総合文化センター管弦楽団第3回定期演奏会
2020
刈谷市総合文化センター管弦楽団第4回定期演奏会
- 住所
- 〒448-0858 愛知県刈谷市若松町2-104
- 開館時間
- 9:00~22:00
- 施設利用受付時間
- 9:00~21:45
- チケット販売受付時間
- 10:00~21:00
- 休館日
- 毎月第1月曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始(12月29日~1月3日)
その他施設設備の保守点検等で臨時休館する場合があります。 - お問い合わせ
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